どうも! 作曲家 ギタリスト 霧切酢です!!
今回久々に音楽理論のお題
スパニッシュ8ノートについて!
これを使うだけで
お手軽に民族音楽っぽい雰囲気を出せるので
色々な楽曲に取り入れてみましょう!!💪
#音楽理論
#民族音楽
#作曲技法
スパニッシュ8ノートって何?
8つの音から構成されるスケールです!!
最初は難しいことは考えず
とりあえず今はこう覚えてください!
具体的にいうと
通常のスケールの ソ(G)にあたる音を
シャープした音を加えます
例えばCメジャーのスケールなら
通常のスケールにソ#(G#)を加えれば
スパニッシュ8ノートの完成!!
簡単でしょう!?😭
余談ですが、このスケールとよく似た
ハーモニック・マイナースケール
というスケールがあります
クラシックなんかでよく使われているスケールで
これ使うと一気にクラシックな響きに!
そのスケールは
スパニッシュ8ノートから
ソ(G)の音を抜いたスケールです
余裕がある方はついでに覚えちゃいましょう!♪
そもそも通常のスケールは
基本的に7つの音から構成されています
↓
ドレミファソラシ
みたいな感じですね
他にも色々スケールがありますが
8つの音で構成されているというところが
このスケールの特徴になります
メジャースケール・マイナースケールを覚えたら
ついでに覚えておきたいスケールです!
ちなみに名称は色々あるようで
「エスニック・スケール」
とか
「スパニッシュ8スケール」
なんて呼ばれ方もしています
どんな響き?
まあ、その名の通り
スパニッシュな響きと言いますか、民族音楽!
って感じになります!(雑)
JAZZの名曲「SPAIN」でも使用されています
名前の通りと言った感じでしょうか👀
とってもオシャレで
エスニックな雰囲気が心地よいです☺️
結構ロックにも取り入れられていますね
私の敬愛するバンド system of a down!
彼らもよくこのスケールを使っていて
ちょうどこの曲のアウトロのギターソロで使用されています
非常にシンプルなバンドサウンドですが
独特な怪し〜い雰囲気を漂わせています!
実はスケール自体は
通常のメジャー・マイナースケールさえ覚えておけば
割と簡単に覚えられる便利なスケールなんです!
使い方
典型的な使用例としては
フィリジアンスケール(フリジアン)と併用して使う
というのが一番多いのではないでしょうか?
詳しく解説すると長くなってしまいますが
ザックリ説明すると
ドレミファソラシの中の ”ミ”を基準にして
展開するスケールです
コード進行にすると
Em Fmaj G7
といった流れですね
こういったコード進行にスパニッシュ8ノートを使うと
結構それっぽくなりますよ!
まとめ
・エスニックな雰囲気を出すにはスパニッシュ8ノートを使おう!
・スパニッシュ8ノートは普通のスケールに”G#"を加える!
・フィリジアンスケールと併用して使おう!
以上、民族音楽っぽい雰囲気を出す手法の解説でした!
ロックとかだと
バッキングは歪んだギターでパワーコードを使って
・E F を繰り返す!
・それにスパニッシュ8ノートを弾く!
みたいな感じだけでロックにエスニックな要素が加えられます
是非、一度試してみて下さいね!!😋✨
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