どうも!這い上がり系作曲家の霧切酢です!!
今日は声優さんやボーカリストさんにとって
特にお役立ちする情報をご紹介します!
ネットを介して声優、ボーカリストとして活動したい方は
知っておくと有利ですよ♪
#自宅録音 #ルームノイズ
・スタジオに行かなくても録音!
音声の収録と言うと...
"一昔前ではスタジオに入って録音する"という考えが
一般的だったのではないでしょうか?
しかし、今では機材も発達していますので
その常識も変わりつつあります
詳しくはまた別の機会にてご説明したいと思いますが
少し機材を揃えれば自宅で収録可能!
自宅で録音できれば、ネットを介した同人活動などが
とてもスムーズに行えるので便利ですね♪
宅録に必要な機材などは置いておいて
今回は音響的な面での豆知識!
録音するときに気をつけたい「ルームノイズ」と言う物を
皆様はご存じでしょうか?
順を追って説明しましょう〜😋
・マイクは声以外の音も拾ってしまう。。
結局のところ、「ルームノイズ」もこのマイクが拾ってしまう
余計な音の一種です
専門的な知識がなくともなんとなく想像できるかもしれませんが
意外とこれは奥深いです!
例えば周辺の物音だとか、パソコンやエアコンの駆動音
そういったものは余計な音だと判別しやすいですね
しかしルームノイズというものは
「部屋で反響した音が跳ね返ってきた音」
のことを指します
この現象自体は決して悪いことではありません
みなさんもカラオケなどで「エコー」という機能を
使ったことがあるかと思いますが、原理は一緒です
カラオケの「エコー」の正式名称は「リヴァーブ」と呼び
人工的に音の反響を再現しているんですね
「リヴァーブ」の設定や種類を調整することで
色々な場所で音が鳴っているように聴かせることができます
しかし、今回はこれが良くない方に
働くことがあるということを覚えておきましょう!
・反響音の良し悪し
先程この反響音は時に良くない方向に行ってしまうと書きましたが
その理由は主に2つ
具体的に解説していきましょう!
1つ目
”録音の段階で音の反響を入れてしまうと
後からの調整ができなくなってしまう”
これはなんとなく想像しやすいかと思います
つまり、収録した音声に先程説明したリヴァーブをかけたりして
どのような場所で音が鳴っているか演出するんですね
しかし、録音の段階で部屋の反響音が入ってしまうと
後からの調整や再現が難しくなってしまうのです
また、収録に使う部屋の中に置いてある物も反響音に影響があるので
かなり限定された音になってしまう可能性が高いです
2つ目
”反響音が入ってしまうことにより
本来の音がぼやけてしまう”
例えば
自宅で声や歌を収録したとします
すると・・・
マイクに向かって発した声と
部屋の壁に声が反射した音が
若干タイミングがズレた状態で
同時に収録されてしまいます
そう、この「若干タイミングがズレた」というところが
肝になってきます
同じ音がタイミングがズレた状態で重なると
「位相がズレた」などと専門的な言い方をします
すると、音がハッキリとしない
ぼやけたように不明瞭になってしまいます
また、音楽的な視点でみてみると
若干ピッチがズレて聴こえてしまうという問題も出てきてしまいます
演出として、意図的にこういった音にすることもありますが
やはり最初の録音段階では避けておきたいですね
以上がルームノイズと呼ばれる不要な音の正体でした!
マイクで録音する時って、高価なマイクを使うことも大切ですが・・・
如何に不要な音が入らないようにするかということも
音質を上げるという点ではとても重要です
最近はお手頃価格でこういったノイズを防いでくれる吸音材もありますので
そういったものを導入してみるのもお勧めです!!
因みに私が使用している吸音材
↓
組み立て式で、マイクを覆うようにマイクスタンドを置けるので
愛用しています(笑
私はこのような具合にマイクを吸音材で覆っています
それではみなさんの活動が少しでもよい物になりますように😉
良い音楽ライフをー!!
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