楽器の特性を踏まえた上でハーモニーを再構成!
どうも! 霧切酢です!!
今回は音楽理論の中でも応用編
リハーモナイズについて!
編曲の上でも重要度の高いことですので
しっかりと覚えておきましょう!
#音楽理論 #編曲 #リハーモナイズ
リハーモナイズとは?
その名の通り
ハーモニーを再構成すること!
編曲作業において頻繁に使われます
特に
ジャズ系の楽曲でかなり重要度が高く、使用頻度の高い技法です
リハーモナイズを習得することによって
ハーモニーの響きに変化を加えたり
各楽器ごとの特性に合わせたハーモニーに組みなおすことが出来ます
多数の楽器を使った楽曲を制作するときに
特に力を発揮しますね!
具体的なやり方
最も一般的なリハーモナイズは
コードの音の並び替え!
一番わからいやすい例で言いますと
「ド ミ ソ」のようなトライアドのコードを
オープンコードにして広がりを加える!
ギターのコードブックに載っているコードフォームは
既にリハーモナイズされた形とも言えますね
その他にも、楽曲を作っていく中で
コードの一番上の音(トップノート)と
メロディの音がぶつかってしまう
こういった時にコードの並び替えを行うことにより
コードとメロディの響きを整えることが出来ます
楽器の特性に合わせたハーモニーの再構成
これはジャズなどのテンションが多く
複雑なコードを演奏するときに必須のスキル!
例えばギターの場合ですと
一度に押さえられる音の数に制限があるうえ
コードによっては演奏がほぼ不可能な和音もあります
そういった時にリハーモナイズを行うことにより
演奏が困難なコードを演奏可能にしたり
コードの響きを整えることが出来ます
テンションコードのリハーモナイズ
リハーモナイズのコツは
必要のない音はオミット(演奏しない)こと!
リハーモナイズ、オミット場合はある程度基準があります
例えば・・・
ルート(ベースがある場合) ⇒ 9th
5度 ⇒ 13th(6度) , 11#th
といった具合に
基本的にルートと5度の音を演奏しない
もしくはテンションに置き換える
これを覚えておきましょー!!
一度に弾く音数を減らすことによって
ギターなど一度に押さえられる音数に制限がある楽器でも
しっかりコード感を保った演奏が出来ます
ただし、ルートを省略する場合はベースの音がないと
コード感が良く分からなくなってしまいます
あえてそういった音を使用するのもありですが
”ルートを省略する時はベースパートが他にいる”
ここに注意して使いましょう!
まとめ
・リハーモナイズとは、和音やコードを再編成すること!
・音数をある程度制限して、様々な楽器、編成に対応させる
・リハーモナイズのコツはルート、5度をオミットする!
いかがだったでしょうか?
今回はざっくりとご説明しましたが
ビッグバンド系のジャズ、複数の楽器を使用した楽曲
こういった曲を作る時に必須のスキルです!
勿論、ポップスにも応用できる技術ですので
少々時間がかかっても習得しておきたいところです!!
是非、自分の楽曲にとりいれてみましょー!😉👍
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