音圧競争の終了!
音楽を作る側でないと
意識することはないであろう
ラウドネスノーマライゼーション
簡単に言えば音量制限ですね
CDと違ってネット上で音楽を聴く場合
プラットフォームごとに定められた
値を超えた音量は強制的に下げられる
CDの場合は音割れの限界まで
強制的に音圧を上げてましたけど
それを実質的に廃止したって感じです
ただ、これがちょ〜っと面倒というか
音圧について理解がないと難しい!
って感じなんですね
そもそもCD時代の音楽って
如何に音圧を稼いで
曲を目立たせるか
みたいなところで勝負してたところがあります
所謂音圧競争と呼ばれるやつですね
しかしながらこの音圧を稼ぐという行為
一見音に迫力が出て
カッコよく聞こえるんですけど
実際には曲全体の音を
ぶっ潰しまくって無理やり
音量を上げている状態
これのせいで音の遠近感だとか
立体感が失われていたんです
音楽が持つ元々の表現力を
ある程度殺して音圧だけをデカくしてたんです
つまり、CD音源をそのまま配信サービスで流すと
音の表現力を失ったまま
音量がそのまま下げられます
デメリットと引き換えに得た
メリットが全くなくなってしまって
音をぶっ潰したデメリットだけが
残ってしまう
このことを避けるために最近は
音量が下がることを想定して
あまり音圧を上げすぎない
配信で聴いた時
ちょうどいいくらいに止める
こんな処理が一般的になってます
で、たま〜に今でも
「CDじゃないから音質が悪い!」
「配信は音が悪い!」
みたいに言ってる人がちょくちょくいるんです
最も、前述した通り
CD音源用に処理した音源を
そのまま配信すれば音は劣化するので
この意見はある意味正しいんですよ
ただ、そうではなくて
音をぶっ潰して無理やり音圧を上げている
状態に慣れてしまったが故に
音が劣化して聞こえる
こんな感じに言ってる人もいるんですよね
でも実際は逆で
音を潰さないでより音楽的に聞こえるのが
配信の音質
CDの音に慣れきってしまったので
違和感を感じている
というのが実態でしょう
まあ、コンプとかで潰しまくった
音が好きな人もいるかもですが!
音の立体感とか、音楽的な表情など
直木する部分を変えれば
配信の音質の良さにも
気づくかもですよ!!
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