名実ともに最強のディストーションに!?
そのままアンプに繋ぐと
嫌に音が細くなり使いにくいとされたこのペダル
Metal Zone!!
昔はこれをペダルボードに入れている
ギタリストは影で笑われていたとかいないとか...
自宅で一人で使う分には面白いけど
アンサンブルでは全く使えないエフェクター筆頭でしたw
近年ではループに繋いでプリアンプとして使うことで
かなり良質な音が出せると判明しました
ちなみにプリアンプとして使わなくても
アンプ側を若干歪ませて使えば
エグ味のある結構使える音になります
過去のデスメタルバンドが多用していた使い方です
しかしながら、それを加味しても
未だマイナスのイメージは強いです
色々なメーカーからも改良版が出ていましたが
2018年に本家BOSSから
リリースされた改良版が
Metal Zone MT-2w(技 WAZA CRAFT)
見た目は通常のMetal Zoneとほぼ同じですが
中身の回路は根本的に異なっているようです
大きく分けて通常モードと
新規に追加されたカスタムモードがあり
従来のMetal Zoneが好きな方は"S"
新しい音が好きな人は"M"を選べばOK!
もちろん通常の"S"モードも微妙に調整されてるようで
聴いか感じ若干細すぎる感じが改善されてる気がします
(通常のMetal Zone使ったのだいぶ前なので忘れました)
で、
なんといっても目玉となるのが
やはり新規で追加された"M"モード!
このカスタムモードが非常に使いやすく
迫力のあるハイゲインが作りやすいです
通常モードの場合は
プリアンプとして使う
アンプ側をいい感じに歪ませる
など、微妙に工夫が必要でしたが
そこまで作り込まなくてもいい音が出ます
エフェクターの操作で
クリーン〜ディストーションの切り替えも容易に
音の傾向もしっかりMetal Zoneらしさを
引き継いだハイゲインサウンドで
特有のTube Screamerを通したような
硬く鋭い音
コンプ感の強い音
などがしっかり改良されて扱えます
個人的な印象としては
Metal Zoneをプリアンプとして使った音を
普通にアンプに繋いでも出せるようにした
みたいなコンセプトかなと思いました!
おそらくプリアンプ目的で作ったものの
あまりにもそう使われなかったせいかも
と思わなくもないです。。
で、個人的に一番驚いたのが
かなりゲインの幅が広いということ!!
ゲインを12時以上にすれば
大胆な歪みになるのはもちろんなのですが
歪みをゼロ、ゼロ付近にすると
クランチ系の歪みにできます
音としては元の硬く張りのある音で
ODやコンプを通した歪みっぽいです
結構ハイゲインに設定されたエフェクターは
歪みをゼロにしても割と歪むものが多いので
この仕様は意外と珍しいかもしれません!
基本的にメタル仕様ですが
案外扱える可能性を感じるエフェクターでした!!
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