曲先で歌詞を書くのは難しい
曲先というのは楽曲を制作する手順のことで
その名の通り
先に曲を作って
後から歌詞を当てはめるスタイル
この逆である詩から曲を作っていくのが
詩先とか呼ばれたりします
「文章を書くことには自信がある!」
という方でも
案外仮メロディにあった歌詞をつけるのは難しく
曲先での作詞は躓きやすい
なんてことも多いです
これは以前にもご説明した通り
音楽の知識がないため
音楽的な文章が書けないためですね
で、色々と多様な歌詞が書けるようになるには
ある程度作曲や音楽の知識があった方が有利なのですが
「そこまで音楽を勉強したくない!」
という方もいらっしゃるでしょう・・・
そんな方に!
霧切酢 流
ちょっとした曲先での作詞のコツ
をご紹介したいと思います!!
取り敢えず音楽的なことは置いといて・・・
まずは
音楽的なこと
文章として美しいこと
これらは意識せずに
・文章を細かく区切る
・偶数or奇数で構成されているかを見る
これを意識してください!
実のところメロディの形に関わらず
歌詞が偶数、奇数で区切るかで
メロディの聴こえ方が変わってくる
みたいなことって結構あるのです
音楽的なことで言えば
ポリリズムに近い現象が起きてしまうためですね
これを気にしていないために
文字数は合っているけれど
歌いにくい、響きが悪い
というイマイチな歌になってしまうことも多いです
ということで
言葉の区切りを上手いこと
メロディの区切りと合わせてあげる
こうすることで
響きの悪さを解消することができます
例えば
「君に会えたから幸せだ」
みたいな俗っぽい歌詞があるとして
「君に 会えたから 幸せだ」
と細かく区切ってみると
全部で13文字の文章
奇数X3になっていることがわかります
で、フレーズによっては
奇数で区切っていくと相性が悪い
なんて場合があったりするので
トータルの文字数は同じで
奇数の部分を偶数に変えてみる
といったことをしてみると
結構歌の印象が変わってきます!
例えば
「あなたに 会えた 幸せだ」
だとか
偶数、奇数の構成をいじってみると
歌と相性の良いパターが見つかるはずです
そういったことを試していって
歌が映えそうな歌詞を見つけていくのです!
この方法は
勢いで歌詞を書いたものの
文字数がイマイチ合わない
みたいな時の微調整作業にも
結構使える方法です
長い文章を変換していくよりも
細かく注目して調整した方が
元の文章を残しながら修正がしやすいためですね
ぜひ機会があればお試しを!!
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