Ⅱ Ⅴ Ⅰ を制する者がJAZZを制する!!
どうも! 霧切酢です!!
ジャズを演奏、作曲する上で重要になってくる
Ⅱ Ⅴ Ⅰ の概念!!
ここの使い所がジャズを演奏、作曲する上で
クオリティを左右します👀
基本的な概要、使い方などをご紹介します!👍
#ジャズ理論 #ジャズ
そもそもこの数字ってなんだ?
詳しい音楽の理論の話に入る前に
この「Ⅱ」とか「Ⅴ」の番号って何を意味してるの?
と、疑問に思っている方もいるかもしれませんので
簡単に説明しておきます
この数字はメジャーキーを基準にした時の
何番目のコードを使っているか
を示しています
詳しくはコードについて書いた記事を
読んでいただけるとわかるのですが
例えば
キーCを例に見ていきますと
Cmaj7 Dm7 Em7 Fmaj7 G7 Am Bm7♭5
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ
このように元のキーのコードを「Ⅰ」と考えて
そのまま番号を振っていくわけですね
つまり、キーCで 「Ⅱ Ⅴ Ⅰ」と言われたときは
Dm7 G7 Cma7
キーDなら
Em7 A7 Dmaj7
と言った具合にコードを当てはめて行きます
直接コードで書くのではなく番号で表記することで
キーの変更などに柔軟に対応できるため
ジャズや作曲界隈では頻繁に使われます
ジャズにおける起承転結!
Ⅱ Ⅴ Ⅰ は起承転結を表している!!
ジャズの楽曲における1番の盛り上がりどころとして
この Ⅱ Ⅴ Ⅰ の展開を使います
特にこの 「Ⅴ」
ドミナントと呼ばれているポジションのコードで
コードの流れが完結に向かうためのコードになっていて
最も重要なコードです
ハッキリ言って 「Ⅱ」は結構適当で
どれだけ 「Ⅴ」で個性を出せるか
面白い演奏ができるか
が重要視されます
この 「Ⅴ」(ドミナント)のコードでは
結構冒険した音を弾いても面白い響きになってくれます
ジャズのセッションでも
この部分のクオリティでその演奏者の力量を測ります!
ちなみにBluesでもこの Ⅱ Ⅴ Ⅰの仕組みのコードで
楽曲が構成されています
曲中のキー変更の際にも使われる
もう一つの役割として
曲中でキーを変更(転調)する際に
このⅡ Ⅴ Ⅰ のコード進行が使われます
特に日本のポップスでも転調は頻繁に使われますが
思いっきりキー変更しました!
みたいな感じでダイナミックに転調を強調しているケースが多いです
対して、ジャズの場合では
非常に滑らかに、さりげなくキーを変更させます
その際に変更するキーの Ⅱ Ⅴ Ⅰ進行を使い
曲中で違和感なく転調させています
例) キーC から キーDへ
[ Cmaj7 Fmaj7 ] [ Em7 A7 Dmaj7 ]
Ⅰ Ⅳ Ⅱ Ⅴ Ⅰ
演奏者視点で言いますと
譜面を読んでいる時に
元々のキーとは違うⅡ Ⅴ Ⅰ進行がきたら転調するという目印
として認識しながら演奏します
まとめ
・数字はコードの番号を表している
・Ⅱ Ⅴ Ⅰは、楽曲の起承転結にあたる部分
・転調する際にも用いられる
ジャズを演奏、作曲する上で
どれだけこの Ⅱ Ⅴ Ⅰ について理解があるかで
曲のクオリティは決まってしまうと言っても
過言ではありません
ジャズの譜面を読んだりアナライズする時は
是非こう言ったことを意識して目を通してみてください!
それでは今日はこの辺で〜!!😉👍
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