その考えは古いかも！？
先日Xのとあるポストにて
ピッキングで作る歪み
について少し話題になりました
上手い人はピッキングで
歪みを作るというけれど
果たして今の時代その技術は
必要なのだろうか？
こんな感じのないようでした
個人的もこの考えは古いな〜と思ってます
そもそも
ピッキングで歪みを作る
とはどういうことなのか？
ということから考えていきますと
端的に言えばピッキングノイズのことです
順アングルピッキングにて
ピックに角度をつけて弦を弾く
そうすることでピックで弦を擦る
音が入る
このノイズで刺激的な音を作る！
というのが昔の定番？みたいな感じでした
昔は今みたいに手軽に
歪みが作れなかったので
その代用として
使われていたのではないか
と個人的には考えてます！
ぶっちゃけ歪み自体も
ノイズみたいなもんですからね
で、実際にやってみるとわかるんですけど
クランチぐらいのトーンでこれやると
いい感じに音がノイジーになって
かっこよく聞こえるんですよね
歪みってノイズ成分にもかかるので
程よく刺激的な音が増強されます
しかし！！
これを現代の機材でやると
どうなってしまうのか？
こうなります↓
ゲインを上げるとピッキングノイズにも
相応に歪みがかかってくるので
めっちゃ音が汚くなるんですよ
割とこれで『歪ませすぎ』と
評されている人は多いと思います
クランチくらいの音を想定して
使われていた技術を
無理矢理ハイゲインで使えば
そうなりますよね・・・
ちゃんとピッキングノイズを抑えて弾けば
ハイゲインでもある程度キレイに聞こえます
イングヴェイさんも昔雑誌で語っていましたが
「自分はたまに歪みがすごく少ない状態で
演奏していると勘違いされる」
「でも実際にはすごくクリアに弾いてるだけ」
「歪み自体は誰よりもかけまくってる」
こう仰ってたんですね
だってあの人基本
平行ピッキングですもの
よく勘違いされますが
自分もメインで使ってるサークルピッキングも
平行ピッキング
つまりイングヴェイさんは平行ピッキングで
ピッキングノイズを減らして
ハイゲイントーンをクリアにしてたんです
で、個人的に言わせてもらうと
最近のギタートーンってクリアなものが多くて
この
ピッキングノイズだらけ＋ハイゲイン
すっごく古臭く感じるんです
単純に音が汚くて嫌というのもありますけど
これまたXで話題になった
「おっさんくさいギターの音」も
これと関係あるんかな〜と考えてます
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