どうも!霧切酢です!!
今回のお題は
リズム、グルーヴを出すことが苦手な人
について!
一般的にはあまり機にされることは少ないですが
ここを極めれば作れる作曲、演奏の幅は
グ〜ンと伸びます!!😋
#グルーヴ #リズムトレーニング
リズム感とタイム感は違う
まずは基本的なことから押さえておきましょー!
人によって言い方が異なりますが
今回の記事では
リズム感=メトロノームに合わせて演奏、歌唱できるか
タイム感=フレーズにノリや勢いを出すための工夫ができるか
このように定義しておきます🖋
グルーヴを出す、グルーヴを感じるなどは
タイム感に値しますね!
この2つは似ているようで結構違いがあるので
順番に見ていきましょー!✌️
メトロノームに合わせて演奏すること
簡単に言えば、一定の決められたリズムを保ったまま
演奏が出来るかどうかということですね
しかし、もう少し厳密に言えば
音楽を数学的・分数のように解釈し、当てはめていく技術
これが必要になってきます
西洋音楽というのは数学的な側面が多く
1小節を何分割かにしてフレーズを組み立てます
今となっては日本でも一般的ですが
元々日本で使われていた音楽には
こういった数学的にリズムをとるという文化が
ありませんでした
日本で古くからある代表的な音楽と言えば
雅楽
歌舞伎
この2つを見てみます
雅楽
歌舞伎
この2つに共通していることは
クラシックのように指揮者がいないことです
日本の昔からある音楽の特徴として
お互いの空気感などを察して音を合わせている
これが大きな違いです
所謂一本締めなども同じですね
よく一本締めは海外の方だと上手くできないという話がありますが
こういった文化の違いも関係しているかと思います
つまり、日本人というのは元々リズムや演奏する視点が
西洋音楽と大きく異なっていると言えます
海外の人にとって一本締めが難しいように
我々日本人には数学的にリズムをとらえることが
苦手な人が多いのかもしれません
タイム感の概念
さて、どちらかというとこちらが今回の本題になります
先程リズム感とは”数学的にリズムにをとらえること”
と解説しましたがタイム感とはこの逆で
数学的なフレーズをある程度崩す行為
を意味します
こうすることで、フレーズに迫力をつけることができます!
例えば、ブルーズのセッションなんかは
このグルーヴを楽しむ側面が強いですね
ブルーズはコード、使用する音の数も多くありませんが
コードとソロパートのハーモニー
グルーヴのアプローチ
これらを楽しむジャンルと言えます
日本人としてはちょっと理解が難しい感覚ですね😓
逆にクラシックではこのような側面は
あまり見られません
そのためか、案外日本人にとってはクラシックの方が
親和性が高い方が多い印象を受けます
そして昨今のポップスやロック、EDMはというと...
ブルーズから派生した要素を多く含んでいます
日本人が陥りやすい宿命
実のところハッキリと言いますと
日本人はしっかりグルーヴを出せる人は少ないです
というか
プロでもできていない方は結構います
それは何故なのか?
それは・・・
”盆踊り、童謡”などのリズムと
”ブルーズや西洋的”なリズム
これらの区別がつかない人が
日本にはめちゃめちゃ多いからです
きっちりと統計をとったわけではありませんが
流行りのJ-POPも大概
盆踊り、童謡のリズムになっている曲が多いです
盆踊り、童謡のリズムの方が日本語の歌詞と
相性がいいということも大きいかもしれません
というよりも
使用している言語のリズムが素となって
音楽のリズムに繋がっている
という方が正しいのかもしれません
つまり、こういった日本人特有の文化そのものが
西洋音楽と相反しているとも取れますね
いかがだったでしょうか?
普段はあまり気にしないかもしれませんが
実のところ音楽も文化の違いによって大きく左右されます
因みに私は音感はとても悪いのですが...
リズムの違い、グルーヴを出す才能に関しては
そこそこありました
その為、意識して曲に合わせたリズムを選択できるので
洋楽的な曲から和風な曲
アイドルっぽい曲まで全部作れます
ぶっちゃけこの能力のおかげで私の作れる曲の幅は
結構広めだと思います😙
それでは今日はこの辺でー!!
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